富山の若き演奏家たちによる
室内楽コンサートシリーズ
「クラシックの雫2021」
主催:音楽企画ムジーククライス19
株式会社富山市民プラザ
第4回 新・音の美術館-雫10周年記念プログラム-

第4回『新・音の美術館-雫10周年記念プログラム-』
2022年2月12日(土)開場15:30、開演16:00
プロデュース 中沖いくこ&廣瀬大悟。
2011年より開始した「クラシックの雫」シリーズは、年間4回の公演を積み重ね、本公演で通算40回目を数えます。
記念すべき10周年を締めくくるのは、2011年、通算2回目の雫公演で初めて演奏し、その後、学校公演などで繰り返し再演してきた名曲、ムソルグスキー作曲「展覧会の絵」―。
ムソルグスキーの友人、画家・建築家ハルトマンへの追悼の意が込められたこの作品は、ピアノ組曲として作曲され、モーリス・ラヴェルによるオーケストレーションで一躍有名となりました。今回は、廣瀬大悟氏の編曲によるピアノと管楽器版を、新しい奏者たちによる新しい解釈で、お楽しみください。
展覧会の絵(ムソルグスキー/廣瀬大悟編曲)ほか
出演者プロフィール
■葉室晃 はむろひかる トランペット

射水市在住。富山県立呉羽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業。2016年には初のソロリサイタルを東京で開催し好評を博した。トランペットを種谷優、古田俊博、杉木峯夫、井川明彦の各氏に師事。オーケストラでの客演、アーティストのライブサポート、ビッグバンドでの演奏などジャンルを問わず幅広く活動している。また射水ミュージックアカデミーを主宰し後進の指導にも力を入れている。
■杉原夏海 すぎはらなつみ フルート

福井県出身、射水市在住。東京藝術大学音楽学部卒業。第13回びわ湖国際フルートコンクール アドヴァンス部門 第2位。現在フリーランスの奏者として東京と北陸を中心に音楽活動を行う。クルーズ客船『にっぽん丸』での演奏をきっかけに結成した「デュオ・リアン」、和をコンセプトとした「宵待小町」等に所属。クラシックのコンサートからライブ、スタジオワーク等活動は多岐に渡る。MissWorldJapan2017「日本伝統文化賞」受賞。ふるさと鯖江文化大使。
■松井奏幸 まついかなこ クラリネット

富山市出身、在住。富山県立呉羽高等学校音楽コースを経て、東京音楽大学卒業。これまでにクラリネットを前田精美、原田綾子、三界秀実の各氏に師事、室内楽を四戸世紀氏に師事。現在、富山県内を中心に演奏活動を行う。
■栗山 弥奈美 くりやまみなみ サクソフォン

8歳よりサクソフォンを始める。富山県立呉羽高等学校普通科音楽コース卒業。第14回くらしき国際サクソフォーンコンクール第1位、第21回ジュニア管打楽器コンクール銀賞、第21回ジュニア・サクソフォーンコンクール第2位、第28回日本クラシック音楽コンクール1位2位なしの第3位。これまでにサクソフォンを貝沼拓実、須川展也、大石将紀、有村純親、林田祐和、本堂誠、杉田幸恵の各氏に師事。現在、東京藝術大学音楽学部器楽科在籍。
■廣瀬大悟 ひろせだいご トロンボーン

滑川市出身、在住。県立呉羽高等学校普通科音楽コース、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。富山市民プラザ「音符のおしゃべり」プロデューサー、同「クラシック“逆引き”音楽事典」講師等、多方面で活動を行っている。FMとやま「レクサス富山 AMAZING CLASSIC」パーソナリティを務めるほか、コンサートMCでの独特の語り口でもおなじみ。ソリストとして、竹本泰蔵指揮東京佼成ウィンドオーケストラと共演。金沢大学、小松市立高等学校芸術コース各非常勤講師。
■上森菜未 うわもりなみ チューバ

富山県立氷見高等学校、国立音楽大学卒業。チューバを長谷川正規、古本大志、佐藤和彦の各氏に師事。大学在学中にR.V.ウィリアムズのチューバ協奏曲を学内オーケストラと共演。ダヴィッド・ザンボン氏のマスタークラスを受講。第33回富山県新人演奏会に出演し、北日本新聞音楽奨励賞及び富山県知事賞を受賞。第32回ヤマハ管楽器新人演奏会に出演。現在はフリーランスとして活動中。2018年度金沢市民芸術村レジデント・アーティスト。
■戸島園恵 としまそのえ ピアノ
桐朋学園大学を卒業後、ドイツへ渡り、マンハイム音楽大学、同大学院を修了。富山県新人演奏会にて、県知事賞並びに北日本新聞音楽奨励賞受賞。日本センチュリー交響楽団、東京交響楽団等と共演。パルマ・ドーロ国際ピアノコンクール第2位受賞。これまでに、ピアノを大坪亮子、川島伸達、ローベルト・ベンツ各氏に師事。現在富山を拠点に演奏活動を行う傍ら後進の指導にもあたっている。(一社)富山県芸術文化協会平成29年度奨励賞受賞。