第1回 2人のウォルフガング~モーツァルトとコルンゴルト~

第一回チラシ

第1回『2人のウォルフガング~モーツァルトとコルンゴルト~』
2021年6月11日(金)開場18:30、開演19:00

ウィーン古典派を代表するヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)。
そして、オーストリアとアメリカ合衆国で活躍したエーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897 -1957)。
同じ「ヴォルフガング」という名で結ばれた2人の神童の、時空を超えた物語。

中沖いくこプロデュース。昨年、ありがたくも大変な好評を博した「絵画とのコラボ」第二弾。
あのモーツァルトと同じ名を持つ作曲家、エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト。
音楽評論家であった父親の意向で、実は兄弟全て、著名作曲家のミドルネームが付けられています。
エーリヒは、そのミドルネームの通り、モーツァルトのような神童として、ヨーロッパ音楽界でもてはやされます。
父親の影響により、いわゆる「前衛音楽」を作ろうとはしなかったエーリヒ。
しかし「前衛音楽」に興味がなかったわけではない彼は、ロマンチックで古風な旋律美と、調性や小節線を感じさせない複雑な技法とを両立させる、独自の作曲法を生み出し、それを生涯変えることはありませんでした。
アメリカの映画音楽においてもその手腕を発揮、器用な彼は映画音楽家としても大成します。しかしその晩年は…。
モーツァルトの端正な美を、そして、煌びやかで官能的な20世紀末のウィーンの絵画芸術とともに、コルンゴルトの天才的な世界をお楽しみください。

モーツァルト:弦楽四重奏 第17番 変ロ長調「狩り」K.458 第一楽章
       ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K466(室内楽版)第一楽章
コルンゴルト:ピアノトリオ Op.1 第一楽章
       弦楽四重奏 変ホ長調 第2番 op.26
       ピアノ五重奏曲 ホ長調 op.15    他

西江辰郎(ヴァイオリン)/上森祥平 (チェロ)/中沖いくこ(ピアノ)/
土井奏(ヴァイオリン)/亀山晴代(ヴィオラ)

演奏者プロフィール

■西江辰郎(ヴァイオリン) ●新日本フィルハーモニー コンサートマスター

西江辰郎

東京都出身、在住。桐朋学園ソリスト・ディプロマコース修了。辰巳明子、安永徹、TiborVargaの各氏に師事。24歳で仙台フィルのコンサートマスターに就任。国内外のオーケストラと共演。2009年アールガウ響のソリストに抜擢されチューリッヒのトーンハレで演奏。2015年には久石譲の新曲「室内交響曲」の世界初演にて6弦エレクトリックヴァイオリンのソロを務め話題になった。ソロ・室内楽にも積極的に取り組み、ミッシャ・マイスキーやG.アンダローロ、Jazzの上原ひろみ等と共演。2016年「題名のない音楽会」にゲスト出演。新日本フィルコンサートマスター。本年5月10枚目となるCDをハープとのデュオでリリーズ予定。

西江辰郎オフィシャルサイト , facebookページ

■上森祥平(チェロ) ●齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞

上森祥平

京都府出身、在住。東京藝術大学在学中、日本音楽コンクール第1位及び「松下賞」受賞。安宅賞受賞。アイザック・スターン、エマニュエル・アックス、ジュリアード・クァルテット、ヨーヨー・マ各氏のマスタークラスを受講。ベルリン芸術大学を卒業後ソロ・室内楽・主要オーケストラ客演首席などで活躍。2008年よりJ.S.バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を毎年開催。NHK-BSプレミアム、NHK-教育テレビ、FM他多数出演。ヴォルフガング・ベッチャー、河野文昭、山崎伸子、雨田一孝の各氏に師事。京都市芸術文化特別奨励者、京都府文化賞奨励賞受賞。第14回齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。

上森祥平ウェブサイト

■中沖いくこ(ピアノ) ●雫総合プロデューサー

中沖いくこ

富山市出身、在住。ドイツ・メンデルスゾーン・ライプツィヒ音楽大学首席卒業。ドイツ新エルブランド交響楽団と共演、ドイツ、ポーランドで演奏会開催。帰国後、著名音楽家との共演多数。ラジオパーソナリティ、合唱団創設など多方面で活躍。2015・17年天皇皇后両陛下へ御前演奏を行う。(一社)富山県芸術文化協会平成27年度奨励賞受賞。全日本ピアノ指導者協会正会員。「音楽企画ムジーククライス19」主宰。CD4枚リリース。

DIREKT IKUKO【ピアニスト中沖いくこ公式サイト】, facebookページ

■土井奏(ヴァイオリン)

土井奏

3才よりヴァイオリンを始める。富山大学人文学部、愛知県立芸術大学音楽学部を卒業後、セントラル愛知交響楽団を経て、2001年札幌交響楽団に入団。これまでにヴァイオリンを故大澤和夫、服部芳子の両氏に師事。 2009年、札幌ザ・ルーテルホールにてリサイタルを開催。2001年より富山にて“室内楽の愉しみ”シリーズを毎年開催。近年はオリジナル楽器による演奏活動も精力的に行っており、ムジカ・アンティカ・サッポロにも参加している。

■亀山晴代(ヴィオラ) 

亀山晴代

兵庫県出身、在住。京都市立芸術大学卒業、桐朋学園大学院大学修了。第3回名古屋アンサンブルフェスタにて特別講師賞受賞。小澤征爾音楽塾プロジェクト、アトリオン国際室内楽アカデミー等に参加。桐朋オーケストラ・アカデミー、兵庫芸術文化センター管弦楽団アソシエイトプレイヤーを経て、現在は室内楽やオーケストラなど多方面で演奏活動を行っている。また桐朋学園大学附属子供のための音楽教室にて後進の指導に当たる。ヴィオラを川本嘉子氏に師事。

Haruyo Kameyama website - ヴァイオリニスト 亀山晴代ウェブサイト


会 場

富山市民プラザ
4階アンサンブルホール
市民プラザへのアクセス

アーカイブ

クラシックの雫2019
クラシックの雫2018
クラシックの雫2017
クラシックの雫2015
クラシックの雫2014
クラシックの雫2013
クラシックの雫2012
クラシックの雫2011

共 催

後 援

  • ■富山県
  • ■富山市
  • ■(公財)富山県文化振興財団
  • ■(公財)富山市民文化事業団
  • ■(一社)富山県芸術文化協会
  • ■富山新聞社
  • ■読売新聞北陸支社
  • ■北陸中日新聞富山支局
  • ■朝日新聞富山総局
  • ■毎日新聞富山支局
  • ■北日本放送
  • ■富山テレビ放送
  • ■チューリップテレビ
  • ■FMとやま
  • ■富山シティエフエム
  • ■ラジオたかおか
  • ■FMとなみ
  • ■新川コミュニティ放送

特別協力

  • ■レクサス富山

公演についてのお問い合せ

音楽企画ムジーククライス19
代表・中沖いくこ まで
メールフォームよりお問い合せください。